« ド緊張!国際会議! | メイン | ジャイメ・レルネル »

2005年09月28日

イサム・ノグチ展

東京都現代美術館イサムノグチ展を見る。

彼の初期の平面構成のドローイングや彫刻には、
「線」や「面」が用いられ、空間の創造をしようとしている意図が読み取れる。
この作業を真似ることは、空間のスタディをする上で、とてもよい訓練になるので、
デザイナーを志す者は、ぜひ見るべし。

やがて彼の作品には、大地を主題にした彫刻や、公園の構想が生まれ、
それと同時に、人間の愚かな破壊(戦争等)への批判が作品化される。

彼は長年温めた「大地を彫刻する夢」をモエレ沼公園という形で完成させたが、
結果、それも戦争と同じような破壊に見えてしまうことが残念だ。
…もちろん、彼が公園をつくる前のモエレ沼は、ごみの埋め立て地だったが、
 それでもなお、破壊の上塗りに見えてしまう。

いずれにしても、彼の初期の作品、見る価値ありです。

ついでに、東京都現代美術館の常設展(MOTコレクション)、
横尾忠則の何枚かの絵に、かなり刺激されました。

投稿者 こち : 2005年09月28日 23:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hiyokosky.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/141

コメント