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2005年12月20日
ゼネコンのプレゼンルームにて
こちらの某プロジェクトの考え方と、
先方のゼネコンで足を踏み入れているプロジェクトの考え方が似ているのでは?
というところから、意見交換をさせていただく。
小さな地区(どんなに大きくても学区)単位で
地域のマネジメントをする組織(とそれを運営できるだけの専門性)が必要であるという点、
専門家は計画を描くだけでは駄目、よりシビアにリスクを負うべき
(ノーフィーであることはリスクとしては小さすぎる)という点で、
双方の共通点を見いだす。
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2005年12月15日
四季彩ミニ講座
古川・十日町の四季彩通り商店街でのミニ講座、第19回の講師として。

地域通貨について、街の暮らしを引き合いにお話し。
話した内容はさておき、
19回もイベントを繰り返し開催していることは、
どこにでもありそうで、そう簡単なことではない。
長く続けることにより、それが認知される。
豆腐屋や灯油屋が毎週、同じ曜日同じ時間に、流して歩くのに似ている。
行商と違うのは、それが街の力になるということだ。
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2005年12月13日
香港からただいま!
2005年12月9日〜13日の4泊5日、香港の旅。
国際会議出席が目的だったが、その旅で垣間見た街に関する話題のみピックアップ。

20051209
成田を飛び立った瞬間、富士山がそびえ立つ。とても天気が良い。
途中も三浦半島、知多半島、足摺岬などがはっきりと確認できる。
台湾上空。度肝を抜く景色を見た。
高さ508m、世界最高のビル台北101ビルが!!
慌ててシャッターを切るも、うまく撮れなかった。
言葉で伝えるなら、広げた大きな地図の上に、ペンのキャップが立ってる感じ!
香港国際空港に近づくと、窓の外を飛行機が飛び交う。
ロサンゼルス国際空港(LAX)での同時に何機も飛行機が飛び立つインパクトに近い。
さて、香港入国(?)
九龍半島・旺角(モンコック)の宿へ。

香港の五番街、ネイザン・ロードにも、竹の足場。
20051210
旺角の宿で、代金を払った払ってないでヒトモメするも、無事チェックアウト。

11月末にオープンしたばかりのAvenue of Stars。
香港の映画スターの手形、そしてブルース・リー像。
観光客は多いものの、闘いを挑んでくるブルース・リー像に立ち向かう人もおらず、
どこか奥ゆかしい東アジア人の街であることを感じる。
香港中心部のマーケットに潜入。
どうやらここはイスラム系の民族に支えられているらしい。
その中でも地元香港人の食卓になっている料理屋ゾーンへ。

しかし、お店のおばちゃんに英語が通じない…。
相席になった労働者も英語が駄目みたいだ。
いろいろやりとりしながら、ランチを注文。
周りを見渡すと、小綺麗なOLさんも立ち寄っている。
映画で見るような昭和の風景に、ケータイやらブランド品やらの現代を足した世界。
この日はたくさん街を歩いた。

軒先に吊るされる解体された牛や鶏、野菜や乾物が並ぶエリア、
電球やコードばかりのアキバのような地区、
やたらと外装材ばかり売っている建材ゾーン、
街が棲み分けをしながら、同業種が集積することで、街の魅力を高めている。
一方、九龍半島も進化中だ。
その中でも巨大ショッピングモールランガムプレイスが一際目立つ。

大小の不整形な吹き抜け周りに張り付いた若者向けショップ。
4階の広場から8階まで一気に昇るエスカレータ。
外に出れば雑多とした香港が広がるが、ここは日本の若者と同じような身なりの街。
20051211

これが百万ドルの夜景。ビクトリアピークから。
この日にちょっとだけお世話になった日本語を話せる現地ツアコンによると、
「今夜は霞がかって、85万ドルくらいしか見えないかも」と、香港ジョーク。
香港の夜景がきれいなのは、
ビクトリアピークからの景色が眼下に広がる香港島のビル群のスカイラインをなめ、
香港島の近景と、九龍半島の遠景と、その間の湾の構成が美しいからなのだろう。
ちなみに、ビクトリアピークに登るピークトラムは、最大傾斜40度。
立ち乗りの客は転げ落ちそうになり、座っていても首に相当なGがかかる。
20051212

毎日正午にビクトリア湾に向かって1発の大砲が撃たれる。
民間の会社が長らく伝統行事として行っているもの。
日本が占領していた時代を除き、毎日撃たれているというからすごい。
午砲の現場には、近くのホテルの地下道が近道。
どうやら、海水を引き上げているパイプラインらしい。
この日は香港島を歩きまくり、スターフェリーで九龍半島に帰る。
20051213
そして帰国へ。
ノーマン・フォスター設計の香港国際空港は、平面図を見ても、自分のいる場所がわからない。
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2005年12月08日
ちょっくら
旅に出ます。香港。
投稿者 こち : 15:52 | コメント (2) | トラックバック
2005年12月04日
上野建築見学会2005
毎年恒例の上野建築見学会。
今年はこんな感じ。
■東京国立博物館
いつも法隆寺宝物館(谷口吉生/1999)には立ち寄るが、
ちゃんと見たことがなかった2つの建物へ。
◆東洋館(谷口吉郎/1968)。

構成はシンプル。
フロア中央の柱から伸びた両腕に支えられる形でスキップフロアが構成され、
ぐるぐるっと回って3階までたどり着くことができる。
おそらく、展示内容の飽和や展示ケースの更新等に伴い、
フロアと吹き抜けによる豊かであるはずの空間が損なわれている。
消防法の影響を受けて、室の構成さえ変わったらしき場所さえある。
名建築が失われてゆく典型か。
◆本館(渡辺仁/1938)。

いわゆる帝冠様式。
1階、2階に全20室ある展示室は、ヨーロッパの博物館にも見られるサーキュレーション。
しかし、これも開館時とはライティング等、全く変わってしまった部分があるようだ。
注目すべきは、展示室間に残されたタイルによる装飾。
浮き出るような立体感が空間に映える。
■吉村順三建築展

芸大美術館での開催。
吉村の作品は美しい。
1つに、吉村が構成する空間が周辺に如何に溶け込むか、純粋に考えようとしている点。
1つに、人がどこに溜まるか、想像しながら構成している点。
結果として、それは視線を意識したり、森の大きさとの関係付けだったりする。
しかし、この展覧会には、それを意識させるプレゼンテーションになっていない。
その点が極めて残念で、また別の機会に吉村に触れなければ、
何か誤解したイメージを引きずってしまいそうになる。
そのくらい、展示の質は低いと思う。
模型はきれいだし、設計図書をパラパラめくることもできる。
そういう意味では、満足がいくが。
■hhstyle.com/casa(安藤忠雄/2005)

波板の黒い鋼板によって大きく構えた空間の中に、
三角形の断面を持ったRCの柱と梁が支えるフロア。
結果として、様々なインテリアアイテムを並べられる多様な室が用意された。
まぁ、言ってみれば流行りの空間構成かもしれないが、無難にまとまっている。
三角形の柱と梁は、安藤の存在証明でもあり、存在を消したいと思った結果でもあろう。


