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2006年08月07日

バーコードで納税

東京都が発行した個人事業税納税通知書の一部に、
コンビニ納付時に誤った金額が表示されるバーコードが印刷されていた。
宮城県でも5月に、自動車税のバーコードが読み取れないトラブルがあった。

東京都の例も、宮城県の例も、
「読み取れない」「表示されている数字と違う金額で読み取られる」
と、コンビニのバイト君たちがチェック機能を果たした。
多くの自治体で、税金のコンビニ納付が始まっている中、
こういったミスプリントを防ぐには、すべての納税通知書を一旦バーコードリーダに通し…、
などという、馬鹿げた対策しかないのだろうか。

かつて(学生の頃)、某商社とバーコードとバーコードリーダを用いた
地域通貨を検討していたことがある。
結局、話は何となく流れてしまったが、
金額(通貨量)は読み取れても、そこに介在した人の心は読み取れないので、
実現まで至ることはなかっただろう。

6月末に、おかしな体験をした。
住民税を払おうと、個人でも会社でも取引きしたことのない信用金庫に立ち寄った。
とても空いていたからという理由だ。
1期分だけ払えばよいところ、初めて4期(1年)分払った。
控えとなる納税証明書の綴りを持って、家路に。

夕方、机の上の納税証明書を片付けようと、パラパラめくると、
なんと1期目にしか領収印がない。
残りのウン万円はどうなるんだよ!と、日も落ちかけた時間ながら、信用金庫に電話。
偶然か、必然か、その時の窓口担当者が電話口に出た。
「お宅にお伺いしようと思っていたんです!」

電話がつながった時、窓口の方だということがすぐにわかった。
先方も、同様にこちらのことがわかった。
なぜか。
昼時、お客の少ない窓口で、
「珍しい名字ですね。何とお読みするんですか?」
と、いくつか会話を交わしていたのだ。
形式的な窓口業務ではなく(もちろん、お客の名前を読むことも業務かもしれないが)、
会話が介在したことによって、「あの時のお客」という記憶が明確になる。
当然、信用金庫なので、出入りしたお金の量もチェック機能となる。

利便を追求すると、人為的なミスをチェックする機構が必要になる。
「銀行のソファで待つ」は不便かもしれないが、
これが「会話をすることが面倒くさいからバーコード」なんて発想にならないでほしい。

投稿者 こち : 2006年08月07日 23:25

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コメント

>>ONOQ
おひさしぶり!
証券取引の誤発注問題も、立会所での手信号取引なら
桁の違いを人間が「おかしい」と思えたはず、なんていう議論もあり、
効率化を目指した結果の非効率を評価すべき段階に来てるのでしょうね。

投稿者 こち : 2006年08月13日 10:24

おひさしぶりです。今仕事で似た経験をしています。
チェックのためのチェックが必要だったりするのですが、
非常に非効率的です。
かえって効率化を進めるあまり効率化しないよりも時間がかかります。
個人的には、効率化をするなら、
システムにミスが起る確率を考慮した寛容なルールづくりがそもそも必要で、
その上にシステムが必要なんだと思います。

投稿者 ONOQ : 2006年08月12日 22:10