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2007年01月29日
生活インフラを造ることの脅威
気になるニュースを2つ、読売新聞より。
パイプで輸送「夢のゴミ収集」、次々廃止…廃墟化恐れ
「地下に張り巡らせた輸送管でごみを収集する「管路収集」の廃止が相次いでいる」とのこと。
多摩ニュータウンをはじめ、新興住宅団地等、大規模開発と併せて、備えられたインフラ。
ダストシュートにごみを入れれば、吸引機で収集センターまで運んでくれるという
夢のような生活を現実に作ったものが各地にある。
このニュースを見て、知人の下水プロパーから聞いた話を思い出した。
日本各地の下水設備は、造られることに重きが置かれてきたため、
今やその維持ができない規模になってしまっているそうだ。
維持の規模が肥大化している反面、行政が下水セクションに割り当てる費用は減る一方。
これではいずれ各地の下水行政は破綻する。
そんな中、もう1つのニュース。
リサイクル下水、飲むしかない…干ばつ豪、08年から
「干ばつに苦しむオーストラリア北東部クインズランド州政府は28日、
下水を飲料用にリサイクル処理した水を同州の一部で2008年から使用すると発表した」。
当然、住民から反発は出ているようだが、おそらく誰かが
「だったら、高層ビルみたいに、リサイクル水はトイレに使えばいい」と言うだろう。
果たしてそれは、解になり得るか?
結局、今ある上水道の他に、リサイクル水用の上水道を造るということだ。
当然、インフラの維持費用を予測する必要がある。
ちなみに、前述の下水プロパーさん曰く、
オーストラリアの下水行政は非常に進んでいるとのこと。
彼はある程度のノウハウを研究してくれているので、
いずれ仙台の下水行政が劇的に変わることを期待したい。
例えば、下水の漏水はよくあることらしいが、
どこから直せば効率が良いか(工期、損害、費用等々)、
あらかじめ予測しておくことをオーストラリアではやっているそうだ。
ある日突然、大量の水を下水に流したくても、
ある日突然、下水が不要になっても、
地下に埋まっている下水道の断面はすぐには変わらない、という恐ろしさ。
投稿者 こち : 2007年01月29日 23:34
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